育毛剤の抗脂漏成分
一部の育毛剤に配合されている抗脂漏成分とはどんな成分でしょうか?
そのまま、脂漏を抑える成分ということになりますが、脂漏とは何かと言うと、「皮脂腺の分泌が過剰な状態」のことです。
つまり、皮脂が余分に分泌され、皮膚が油っぽくなっている状態と言えるでしょうか。
この抗脂漏成分が育毛剤に配合されている理由はどこにあるのでしょうか?
人によっては、頭皮の皮脂の分泌が多く、それが抜け毛・薄毛の原因になっているからです。
毛根が皮脂に覆われていると髪の毛の成長が阻害されてしまうわけです。
脂漏性脱毛症という名前がつく脱毛症です。
脂漏性脱毛症の意外な原因とは?
オイリーな肌の人は頭皮もオイリーですので注意する必要があります。
オイリーな頭皮を自覚している人は、洗浄力の強いシャンプーを使うことで皮脂をしっかり落とそうと考えるかもしれません。
ただ、実は、脂漏性脱毛症は、洗浄力の強いシャンプーを使うことによって起こる場合もあるのです。
なぜなら、洗浄力の強いシャンプーで頭皮の皮脂が必要以上に取り除かれると、頭皮がさらに皮脂を余分に分泌するようになるからです。
ですから、皮脂の多い人はかえって洗浄力の強いシャンプーを避けることをおすすめします。
抗脂漏成分の働き
抗脂漏成分は、頭皮の皮脂の分泌量を正常な状態に保つ働きをします。
抗脂漏性分はシャンプーに多く含まれており、テレビCMでも有名な「スカルプD」にはこの抗脂漏成分が含まれています。
抗脂漏成分自体に育毛を促す成分は入っていませんが、育毛を阻害する脂漏を取り除く役割を果たします。
抗脂漏成分には、チオキソロン、ビタミンB6(塩酸ピリドキシン)、イオウ、カシュウ、フコイダンエキス、などがあります。
抗脂漏成分の含まれる育毛剤を使いすぎると、皮脂が必要以上に抑制されるので、洗浄力の強いシャンプーで洗った場合のように、体が皮脂をもっと分泌してしまいますので、抗脂漏成分の入った育毛剤のつけすぎには十分注意しましょう。
また最初から皮脂が多くない人が抗脂漏成分の入った育毛剤を使うのも逆効果です。
抗脂漏性分が含まれる育毛剤は、それにあった症状で使用するべきですので、その辺りは十分注意するようにしましょう。
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