育毛剤の抗酸化成分
育毛剤には抗酸化成分というものが入っているものがあります。
抗酸化成分とは何でしょうか?そして、抗酸化成分はどのように発毛・育毛を助けるのでしょうか?
抗酸化成分が必要な理由:活性酸素とは
ウィキペディアには「抗酸化物質(こうさんかぶっしつ、antioxidant)とは、抗酸化剤とも呼ばれ、生体内、食品、日用品、工業原料において酸素が関与する有害な反応を減弱もしくは除去する物質の総称である」と書かれています。
まず、体内に取り込まれる酸素はわたしたちの命にとって欠かせないものです。酸素がなければ行きていけません。
酸素には、呼吸だけではなく、食事で取り入れた栄養分を燃やしてエネルギーに変えるという役割があります。
しかし、この酸素のごく一部が強い酸化作用がある「活性酸素」になります。
活性酸素は体内の有害な細菌、ウィルスなどを殺す役割がありますが、30歳を過ぎると、この活性酸素が必要以上に増えて、健康な細胞までも攻撃し始めます。
このメカニズムが「老化現象」となります。
ちょうどリンゴを切った断面が赤茶けてしまうように、体が活性酸素により錆びていく現象が「老化」です。
単に年齢だけでなく、様々な外的な要素も活性酸素を増やすと言われています。
たとえば、紫外線、大気汚染、電磁波といった環境、またストレスの多い生活、睡眠不足、喫煙など生活習慣により活性酸素は増えます。
活性酸素の影響が及ぶのは、頭皮も例外ではありません。
頭皮が活性酸素で老化してしまうと、発毛の働きが鈍くなってしまいます。そして、抜け毛・薄毛につながります。
抗酸化成分の働き
抗酸化成分はこの活性酸素の働きを抑え、老化を遅らせる作用があります。
抗酸化成分はどのようなものでしょうか?
おそらく、みなさんがよくご存じの成分です。
まずビタミンCは、抗酸化防止作用があります。野菜に含まれるβカロチン、赤ワインに含まれるポリフェノール、お茶に含まれるカテキンもそうです。
ビタミンEも血管拡張作用とともに抗酸化作用もあります。
育毛剤で使われている抗酸化成分
これらの成分は食事やサプリなどで摂取可能ですが、育毛剤に配合されている抗酸化作用成分もあります。
抗酸化作用のある成分として、ニコチン酸アミド、ヨーロッパブナエキス、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、アセロラエキス、ポリ乳酸、プロシニアジン、アスコルビン酸、ザクロエキスなどが育毛剤に含まれています。
これらが含まれる育毛剤を選ぶことも発毛・育毛にとって効果的であることは間違いありません。
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