髪によい生活習慣(髪と頭皮にいいこと5選!)
髪によい生活習慣とはどんなものでしょうか?
「髪にいいこと」のポイントを、5つの分野に分けて考えてみましょう。
1. 毎日のシャンプーの習慣
シャンプーは毎晩行うのが良いでしょう。毎朝ではなくて毎晩のほうが髪に良いのです。
なぜでしょうか?
髪は毎晩寝ている間に成長します。ですから、夜寝る前には、その日一日の頭皮や髪の皮脂や汚れを落としていたほうが良いのです。
特に整髪料を使用している場合は、夜シャンプーをしてしっかり落としてから寝ることをお勧めします。
シャンプーは洗浄力の強い高級アルコール系ではなく、アミノ酸系を使用したほうが良いです(「育毛シャンプーの薄毛への効果」を参照)。
シャンプーを付ける前に予洗いをしておくのも効果的です。
予洗いで髪の毛の汚れの70%は落ちると言われています。
予洗いはシャンプーの泡立ちを良くする、頭皮の毛穴が開いて皮脂や毛穴の汚れを洗い落としやすくする、などのメリットがあります。
髪の乾かし方はまずタオルドライからです。
髪の表皮であるキューティクルが開いた状態ですので、ゴシゴシと拭くと髪へのダメージになります。
吸水性の良いタオルで優しく押さえるようにしましょう。
ドライヤーはタオルドライの後に行います。
また、ドライヤーを髪に近づけすぎるとキューティクルを傷めますので、少し離れた位置からブローすることが大切です。
髪を乾かした後は、育毛剤をつけて髪の毛を元気にしてあげましょう。
2. 健康的な食習慣
野菜より肉類が好きという方は、薄毛になる可能性が高いです。髪にとっては「肉食系男子&女子」はよくありません。
肉類は高脂肪で高コレステロールの食品ですので、食べる量が多いと血液中の脂質が多くなり、皮脂の分泌が過剰になってしまいます。
皮脂が多くなると頭皮の毛穴がつまってしまい、毛髪の成長を阻害し、新しい毛髪が出てくるのを妨げる原因になってしまいます。
また、お菓子や甘いものを摂りすぎるのも、髪にとっては良くありません。
糖分が血中に増えると中性脂肪が増え、血液がドロドロになります。
そうすると血流が悪くなり、頭皮への栄養が送られにくくなります。
糖分の分解のためにビタミンBを大量に消費するので過剰な皮脂分泌が起こります。
糖分は体の老化の原因になる活性酸素を増やしますので白髪、抜け毛の原因になります。
スナック菓子は糖分と脂肪分の両方を含むため、特に食べ過ぎには注意しましょう。
※より詳しくは、「育毛によい食習慣」をご参照ください。
良い食習慣にプラスして、育毛サプリメントを取ればなかなか食事では補うことができない、微量のミネラルなど、髪に良い栄養素を摂取できます。
3. タバコとアルコールを考える
タバコは毛髪に大きな悪影響をもたらします。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、全身の血流が悪くなります。
そのため頭皮付近の血行も悪くなり、毛母細胞に栄養が届かなくなります。
またタバコには4000種類もの化学物質が入っており、タールなど、200種類もの有害物質・発がん物質が入っているといわれています。
タバコの煙にも入っているため、自分だけでなく、周りの人の健康にも害を与えてしまいます。
まさにタバコは「百害あって一利なし」です。
発毛・育毛を促進したいならタバコはやめる!それがベストです。
では「百薬の長」と言われるお酒、アルコールはどうでしょうか?
お酒は血行を良くしてくれるので、一日1〜2 合であれば大丈夫です(1合は180ml)。
でもやはり飲み過ぎは身体や髪にとって害となります。
肝機能の低下、皮脂の増加、糖分の増加、眠りが浅くなる、など抜け毛を増やす原因になりますからご注意を!
4. 適度な運動の習慣
規則正しい運動の習慣は髪にも良いです。
血行を促進し、ストレス解消、睡眠不足の解消にもなります。
5. 十分な睡眠
睡眠は、自律神経を正常にし、体を修復する大切な時間です。
もちろん、髪の毛を作る毛母細胞も睡眠中に修復されます。
特に22:00〜2:00の間は、副交感神経が優位になる時間で、その間に、細胞から老廃物が出ていき、栄養が入っていきます。
夜更かしをすると、髪の毛に悪影響を与えるだけでなく、身体の機能自体が衰えてしまいます。
ですので、規則的で正しい睡眠の習慣を心がけましょう。
以上、髪にいいこと5つを、ぜひ生活の中で心がけ、頭皮と髪を健康に保ちましょう!
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ストレスと薄毛の関係