ドライヤーの正しい使い方
このページでは、シャンプー後の、ドライヤーの正しい使い方をご説明したいと思います。
ドライヤーの使用は髪にとって良くないという意見もあります。そのまま自然乾燥したほうが良いという意見です。
自然乾燥のほうがよい?
確かに、ドライヤーの熱は髪にダメージを与えます。
それを考えると、(季節にもよりますが)髪が短い人であれば15分ほどで乾くので、それであれば自然乾燥でも問題ありません。
しかし、もし髪を乾かさないまま寝てしまったりすると、寝ている状態で髪がお互いに擦れてしまい、ダメージヘアの原因となります。
濡れた髪の毛はキューティクルが開いており、その状態で摩擦が発生すると髪の毛にとっては良くないのです。
ちょうど髪の毛は濡れた段ボールのようで、表面がすぐにはがれてしまいます。
そうなると、せっかく育毛シャンプーを使って髪をいたわっていても、何にもなりません。
また、髪が濡れたままだと細菌や臭いの発生する原因にもなりますから、注意が必要です。
ですから、髪を洗ったら正しい方法でドライヤーをかけて乾かすのが一番よいといえます。
ドライヤーで髪を乾かす正しい方法
では、ドライヤーで髪を乾かす正しい方法をご説明します。
まず髪を洗った後は、タオルで水気を拭き取ります。
その際に、タオルを髪の毛にこすりつけるのではなく、タオルで髪の毛を挟むようにして軽くたたき、水気を取るのが良いでしょう。
髪がまだ湿った状態では髪が絡んだり引っ張られたりしますので、櫛を使うことはお勧めできません。目の粗いブラシで髪をとかすようにしましょう。
その後、ドライヤーを20cmほど離してかけていきます。髪を持ち上げるようにして根本からかけていきます。
キューティクルの流れが根本から毛先になりますので、それに沿ってかける方がよいのです。
根本からかけると、中間部分も自然に乾いていきます。ドライヤーが一箇所に当たるのを避けるため、細かく左右に振りながらかけると良いでしょう。
最後の仕上げ
8割ほど乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えて髪をヘアブラシや櫛で整えていきます。
冷風にするとキューティクルが閉まります。その後温風に切り替えて最後の仕上げをします。
美容師の方に聞いても、たいてい上記のような答えが帰ってくると思います。
では、正しいドライヤーの使い方を覚えて、健康な髪を維持しましょう。
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