頭皮に炎症がある場合は?
頭皮に慢性的なかゆみを感じたら、まずは、頭皮を鏡でチェックしてみましょう。
頭皮の一部が赤くなっていたり、湿疹が発生したりしている場合は、頭皮が炎症を起こしている可能性が高いです。
頭皮が炎症を起こしていると、毛根部分がダメージを受けるため、丈夫な髪の毛が生えてこなくなります。これが抜け毛の原因となります。
育毛の前に頭皮の状態を健康にする、つまり頭皮の炎症を鎮めることが必要です。
頭皮の炎症がある中で、育毛剤を使うと、効果を期待できないばかりか、炎症を悪化させる結果になる可能性があります。
頭皮の炎症はそのままでは治りません。かえって、かゆみが伴うために無意識に爪でひっかいてしまったり、シャンプーを何度もして、かえって刺激を与えてしまったりすると炎症がますます悪化することがあります。
そのため、頭皮の炎症を正しく治療することは不可欠です。
炎症の原因は?
頭皮の炎症の原因は何でしょうか?
頭皮の炎症を起こす原因はたくさんあります。
まず、直射日光による紫外線を浴びると、腕や顔の皮膚と同じように炎症の原因となります。
また、頭皮を不潔にしたり、逆にシャンプーのし過ぎで、頭皮をこすり過ぎたり、頭皮に必要な脂質を取り除いてしまうと、フケやかゆみが起こり、やがて炎症を起こすようになります。
また、睡眠不足や食生活の乱れなども原因となります。頭皮の中にニキビのようなものが出来ることもあります。
頭皮の炎症の対処法
頭皮の炎症の治療法としては、ひどい場合はまず皮膚科の受診が必要になります。
そこまでの状態ではなく、かゆみがある、フケが出るという状態であれば、まずシャンプーを変えてみることから始めてみるとよいでしょう。
市場に出回っているほとんどの安価なシャンプーは高級アルコールを使用しています。この種類のシャンプーに含まれる洗浄成分(界面活性剤)は、洗浄力が強い代わりに頭皮に与える刺激も強く、頭皮にダメージを与えているケースが多いのです。
特に炎症を起こしている頭皮にとっては強い洗浄成分は悪化の原因になることも多いため、そのような場合は、高級アルコール系シャンプーの使用は控える必要があります。
代わりにおすすめなのは、洗浄成分にアミノ酸を使用したアミノ酸系育毛シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは低刺激シャンプーで、頭皮に優しいものとなっています。
シャンプー選びは重要です
アミノ酸系シャンプーが頭皮や頭髪に良いことは広く知られるようになったため、高級アルコール系シャンプーに、アミノ酸系シャンプーの成分を少し配合して、「アミノ酸系」を謳っている商品も多く発売されています。
こうしたシャンプーの場合、成分の中に強い界面活性剤(洗浄成分)である「ラウレス酸」「ラウリル酸」が表示されています。
ですから、「アミノ酸系」という言葉だけで判断するのではなく、成分表をよく見て、「ラウレス酸」「ラウリル酸」が入っているシャンプーは避けるのが賢明です。
炎症を起こしてしまった人の回復にはもちろん、一度普通のシャンプーで炎症を起こしてしまった人も、回復後、継続してアミノ酸系シャンプーを使用することが、抜け毛予防にも最適です。
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