ピディオキシジルの効果と副作用
効果は高く、副作用がない
ピディオキシジルは「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれる成分ですので、育毛の効果としては頭皮の血行の促進、毛母細胞の活性化という働きを持つミノキシジルと共通します。
ミノキシジルはフィナステリドとともに医学的に発毛の効果が実証されている成分ですので、ミノキシジルと共通する効き目ということはかなりの効果を期待できるかと思います。
しかもピディオキシジルの利点はミノキシジルよりもさらに吸収されやすく、しかも嬉しいことに副作用がない、ということなのです。
ミノキシジルと同じ効果でしかも副作用がない・・そんなにいい話があるのか??と思う方もおられると思います。
成長因子は含んでいない
ピディオキシジルはミノキシジルと分子構造が非常によく似ていますが、異なる点もあります。
ミノキシジルは頭皮の血行の促進、毛母細胞の活性化以外にも成長因子の分泌を助ける働きがあることが知られてきました。
成長因子とはGF(グローズファクター)と呼ばれるタンパク質で、血管内皮増殖因子(VEGF)や角化細胞増殖因子(KGF)等が挙げられます。
成長因子は発毛を助ける育毛成分なのですが、残念ながらピディオキシジルにはその効果はありません。
アポトーシス抑制効果がない
またミノキシジルには「毛母細胞アポトーシス抑制」という効果があります。
「アポトーシス」とは細胞死の一種で、個体をより良い状態に保つために引き起こされるものです。
しかし健康ではない頭皮はアポトーシスになりやすく、毛周期の退行期や休止期が長くなります。
ミノキシジルには退行期や休止期への移行を抑制する作用があります。
この効果もピディオキシジルにはないと言われています。
機能が少なくてもメリットが大きい
ミノキシジルが持っていてピディオキシジルが持っていないものは上記のような働きになります。
これらを差し引いてもミノキシジルのニキビの発生、不整脈、手足のむくみ、多毛症などの副作用がないわけですから、ピディオキシジルはやはり外すことはできない育毛成分と言って間違いないと思います。
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