ブリーチによる髪の痛みをケアする
髪の色を変えたいときに必須アイテムなのが「ブリーチ」です。
日本人は、ほとんどの場合元々の髪の色が黒ですが、ブリーチによって、ブロンドヘアにもピンクヘアーにすることもできます。
ブリーチは必須のオシャレアイテムということができますが、気になるのは髪の毛へのダメージです。
2、3回とブリーチを繰り返すと、髪の毛はパサパサで潤いのない髪になってしまいます。
なぜそうなってしまうのでしょうか?
ブリーチが髪に与える影響
ブリーチは「Bleach」、つまり漂白をすることを意味します。
過酸化水素とアルカリ剤を使用して髪の中のキューティクルをこじ開けて、その中のメラニン色素を破壊することにより、髪の毛が脱色します。
その際に髪の毛の中のタンパク質が溶け出してしまうので、髪の中身がスカスカになってしまいます。
これがブリーチによる髪の痛みの原因です。
ブリーチの頻度も大切
では、ブリーチによる髪の痛みをケアするにはどうすればよいのでしょうか?
もちろんブリーチをしない、するとしても回数を抑えるということは大切です。
1回ブリーチをしたあとは、次のブリーチまでに2ヶ月以上は間隔を開けたほうが良いでしょう。
一度ブリーチしてしまうと髪には必ずダメージが残り、そのダメージを回復することはできませんが、ブリーチ後の髪の毛のケアの方法によって、ダメージを最低限に抑えることもできます。
このページではその方法をご紹介します。
ブリーチによる髪の痛みを抑える方法
まず、シャンプーはマイルドな洗浄力のアミノ酸系シャンプーを使用することをお勧めします。
洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーですと、髪の毛をさらに痛めることになります。
ブリーチした髪は髪の中に保湿をすることができません。
そのため、高温のドライヤーを使うと髪の毛がカラッカラになってしまいます。
ですから、ドライヤーは低温で、時間も短く使うことがコツです。
さらに、トリートメント剤を使って髪の毛の表面を効果的に保護しましょう。
トリートメントは髪の内部に浸透してダメージを補修してくれます。
洗い流さないアウトバストリートメントも効果的です。
このようなトリートメント剤は、市販の安価なものよりもサロンで使用するような商品を選んだほうがよいでしょう。
そのようなトリートメント剤のほうが、髪に良い成分が多く入っているので、ブリーチ後の髪のダメージを少なくすることができます。
また、ブリーチやヘアカラーをした後、サロンでトリートメントまでしてもらうのも、ヘアカラーの保護の点から言っても効果的です。
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