男性の抜け毛・薄毛対策2:ミノキシジル
AGA治療薬のもうひとつは「ミノキシジル」です。ミノキシジルは元々高血圧治療のための血管拡張剤として開発されました。
これまた投与した患者に副作用として多毛が見られたことから、頭皮に対する外用薬として研究され、製品化されました。
ミノキシジルは頭皮の血管拡張を促しますので、フィナステリドとは異なり、はっきりとした発毛作用があります。
日本では大正製薬から出ている「リアップ」また「リアップ×5」という薬名で得られていますので、聞いたことがある、という方もおられると思います。
また米国ファイザー社の「ロゲイン」も良く知られたミノキシジル含有の薬です。これらは頭皮に直接塗布する薬です。
※ロゲインは、国内未認可ですが、個人輸入により入手することができます。詳しくは「発毛剤の個人輸入」をご参照ください。
ミノキシジルの効果
ミノキシジルは特に頭頂部分に効果があると言われています。生え際やM字部分は血管に有効成分が届きにくいということで効果が少なめとのことです。
ロテニン、ミノキシジルタブレット(ロテニンのジェネリック薬)は内服用のミノキシジルで、更に高い効果を期待できます。
ただ、元々ミノキシジルが高血圧治療のための薬であり、不必要に血圧を下げてしまう危険があり、服用のタイミングには注意が必要とのことです。
「ミノキシジル」と「フィナステリド」を組み合わせることにより、ミノキシジル=発毛促進、フィナステリド=抜け毛防止、として、いわば「攻撃」と「防御」という効果的な働きをします。
注意点としては、ミノキシジルも薬剤である以上、副作用の可能性があります。その点も正しく理解して使用しましょう(※副作用については「ミノキシジルの副作用」も参照)。
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ミノキシジルの副作用
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