育毛シャンプーどころかシャンプーを使わないのはアリ?
育毛シャンプーどころか、シャンプーを使わずにお湯だけを使って髪を洗う、これを「湯シャン」といいます。
芸能人でも実践している人がおり、湯シャンをする人も増えています。
湯シャンの効果は?
「湯シャン」は育毛にとって良いのでしょうか?
多くのシャンプーには髪や頭皮に負担がかかる薬品や添加物が含まれています。
シャンプーは汚れを気持ちよくすっきりと落としてくれますが、頭皮のバリア機能を持つ皮脂や常在菌まで取り除いてしまうため、頭皮の自己保護機能が弱くなり、地肌にダメージを与えてしまうのです。
その点で湯シャンは、お湯だけで髪や頭皮の汚れを取り除きますから、髪や頭皮にとっては優しいということになります。
ではお湯だけでちゃんと汚れは落ちるのでしょうか?
正しい湯シャンの仕方
まず、髪を洗う前に髪をブラッシングしましょう。そうすると髪や頭皮の汚れの4割を落とせるといいます。
次に30℃くらいのぬるま湯でゆっくりと頭皮マッサージをするように3分ほど髪を洗います。
その後、今度は40℃くらいのお湯でさらに3分ほど髪を洗います。
40℃のお湯は石鹸並みの洗浄力があると言われています。
湯シャンでは、シャンプーに配合されているような香料がないため、頭の臭いが取れない、と思われる方もいると思います。
実際、丁寧な湯シャンをすると頭の臭いもすっきり取れるそうです。
もしも湯シャンだけでは物足りない、という人がいれば、湯シャンの後に酢を洗面器いっぱいのお湯に100ccほど入れて髪をすすぐと殺菌、消臭効果があります。
お酢のツンとした臭いが苦手な人はクエン酸を溶かしても良いでしょう。
いつまで続ければよいのか?
湯シャンはどれだけ続けると効果があるのでしょうか?
頭皮の環境が十分に整うまで半年くらいかかると言われています。
もしどうしてもシャンプーをしたくなったら、どうすればよいのでしょうか?
湯シャンはシャンプーのようなスッキリ感、サッパリ感がないため、湯シャンを続けているとシャンプーが恋しくなるようです。
その場合、無理せずに時々はシャンプーを使っても問題はありません。
ただし、刺激の強い高級アルコール系シャンプーはNGです。
頭皮に優しいアミノ酸系の育毛シャンプーを使うようにしましょう。
あるいは純石鹸で髪を洗い、酢やクエン酸の入ったお湯でリンスする方法もあります。
湯シャンをしていると、頭皮、首筋、背中のニキビが減ると言われています。
ニキビの原因の1つは洗い流されずに残ったシャンプーの成分によるものなのです。
湯シャンによる育毛効果はたしかにあります。
でも私は、アミノ酸系の育毛シャンプーなら、シャンプーによる頭皮へのダメージを心配せずに使えると思います。
シャンプーをしないというのはある種大胆な決断(!?)ですので、その勇気がない方は、頭皮にやさしい育毛シャンプーを使うのがよいのではないでしょうか。
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